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10月全社研修「障害者差別解消法と障害者の権利擁護の現状について」

10月16日(水)、立川北法律事務所の弁護士で当社の顧問弁護士の小林光明先生が講師となり「障害者差別解消法と障害者の権利擁護の現状について」の研修が行われました。

今年度から施行された障害者差別解消法について、背景として2006年の障害者権利条約(国際条約)を批准するために法整備をしてきた歴史についての説明など、わかりやすく説明して頂きました。

社会モデルに基づく障害観として「障害はその人の身体ではなく、環境(社会)の側にある。」

障害者が不自由を感じてしまうような、社会的障壁を取り除くことで機会の平等を実現していく。そのための優遇は特別扱いではなく、合理的配慮によって健常者と平等の機会を提供することが可能になるとお話があり、とても為になりました。

また、現在の世界の潮流と、それに伴う日本の現状についてのお話がありました。精神科病床は世界の20%が日本にあり、世界で最も多いそうです。世界ではグループホームなどで社会と関わりながら生活していくことが基本であるが、日本では入院して社会から隔離してしまっている現状があり、それには江戸時代からの日本の風習なども起因しているそうです。

障害のある方も無い方も一緒になって学ぶインクルーシブ教育という考え方も、少しづつ社会に浸透してきていますが、制度や新しい考え方など、現在も常に変化している状況にあります。福祉に携わる者として、自分も常に勉強していかなければならないと考えさせられました。

小林先生、とても幅の広いテーマでしたが、わかりやすく講義して下さりありがとうございました!

今回のスイーツは東大和の伸のパウンドケーキとお菓子、ドリンクでした。

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