9月全社研修「高齢者虐待防止・関連法含む虐待防止」

9月17日「高齢者虐待防止関連法含む虐待防止」についての研修が行われました。講師はケアマネージャーの福川さん・浦邊さんとサービス提供責任者の春田さんが務めました。

9月全社研修「高齢者虐待防止・関連法含む虐待防止」イコール在宅ケアサービスグループ

「高齢者虐待防止法」とは、2006年に制定された法律で、高齢者虐待について次の5つの種類に定義しています。
・身体的虐待
・介護や世話の放棄・放任(ネグレクト)
・心理的虐待
・性的虐待
・経済的虐待

研修では、高齢者の尊厳を守り、誰もが安心して生活できる社会を目指すことの意義について学び、特に、ご本人の意思に反して行動の自由を制限する「身体拘束」を行わないケアについてのお話がありました。

9月全社研修「高齢者虐待防止・関連法含む虐待防止」イコール在宅ケアサービスグループ

☆「虐待防止には、その原因となる背景を理解し、高齢者とご家族、介護従事者を孤立させないことが重要である」☆

虐待は特別な誰かが起こすものではなく、介護の負担など様々な要因が背景にあることを理解し、早期発見と通報で未然に防ぐことが大切なのだと学びました。

そして、私たちが実践する上で、次の2つを徹底していくことの重要性を知りました。
・身体拘束を誘発する原因を探し、取り除く
・「起きる、食べる、排泄する、清潔にする、活動する」を徹底する

今回の研修を通して、私たち従業員一人ひとりが、利用者の皆様の尊厳を守る意識をさらに高めることができました。
訪問介護の現場では、ご本人の様子の変化だけでなく、その背景にあるご家族の状況なども含めて注意深く観察し、情報を共有することが、虐待を未然に防ぐことに繋がるのだと深く学びました。これからも安心してサービスをご利用いただけるよう、イコール従業員一丸となって取り組んでまいります。

9月全社研修「高齢者虐待防止・関連法含む虐待防止」イコール在宅ケアサービスグループ

今回のおやつは、かすたどん・九十九島せんべいでした。
パリパリッとしたせんべいの触感としっとりとしたクリームの触感をそれぞれ味わえる2品で大変美味でした。