【広報誌イイケア連載】知られざる訪問介護の世界

介ゴ士と、夏

今回は、訪問介護員ならではの「夏」についてご紹介します。

 

【そこに山があるから】
佐久間
夏の日の訪問介護職は、ご利用者の方に「登山者みたい」と言われるほど重装備になります。
ペットボトル2本以上、フェイスタオル2枚、替えのシャツ1~2枚、汗対策用のシート又はスプレー、記録用紙等の書類、熱中症対策の飴、社用携帯電話、折り畳み傘などなど。
自転車で移動するので、汗と熱中症対策を盛り込んでいます。肌も小麦色になるので、登山と言われてなるほどと思いました。夏の暑さにも負けない丈夫な体を持った人を目指して、今日も夏という山に挑戦しています。

【夏のゲリラ豪雨】
熊倉
数年前の夏のことです。派遣を終え外に出ると、いつもの道が雨で川のようになっていました。ご利用者の方が「少しここにいたらいい。」とおっしゃってくださったので、30分くらい待ってみました。一向に水の引く気配はありません。そこでひざ下くらいまで水が来ている道路を、自転車を引いて、家に向かって歩きました。何台もの車が立ち往生していて、警察が交通整理をするほどでした。帰宅後には靴までびしょ濡れでしたが、いつもと違う帰り道に、新鮮な気持ちになりました。

【私の熱中症対策】
清水
昨年はまれに見る猛暑となり、6月~9月までの4ヶ月間で発生した熱中症による救急搬送者は、東京消防庁館内で4000人を超えていました。
熱中症は体が暑さに慣れていない時に発症しやすくなるとか!予防対策として、暑さに身体を慣らしていく。運動をすることで、汗をかく習慣を身につける。高温、多湿、直射日光を避ける。水分補給はこまめに計画的に。さらにたっぷりの睡眠時間と栄養を摂ることで、熱中症を乗り切ろうと思います。

【夏は…】
小峰
若い頃は、夏が来るのに緊張感なんて感じたこともなかったのに近頃は、夏を前にすると今年も暑くなるんだろうなぁ~大丈夫かなぁ~何とか頑張って、夏を乗り切らないとなぁ~と。
毎年、体調管理をしつつも自転車での移動時のグッズを色々と考え使っています。その結果、かなり恥ずかしい姿になる!?ので、最後の仕上げにサンバイザーで顔をかくして、自転車に乗っています。
あ~早く秋にならないかなぁ~なんて、夏が来る前から思ってしまうのは、私だけでしょうか?

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